櫛木獅子舞 徳島県鳴門市 第64回中国・四国ブロック民俗芸能大会2022
徳島県 鳴門市
櫛木獅子舞くしきししまい
芸能の概要
櫛木は鳴門市の北部の町、 北灘町の東部に位置し、北は瀬戸内海 (播磨灘)に面し、東・西・南 の三方を山に囲まれた自然豊かで穏やかな場所である。
江戸時代からの歴史があるとされる櫛木の獅子舞は、地元の八幡神社 妙見神社の祭礼で奉納 されている。
戦後の一時休止などを経て、 昭和64年に「櫛木獅子舞保存会」が結成され、伝統の獅 子舞を復活・継承している。
また、平成30年に鳴門市無形民俗文化財に指定された鳴門市の獅子 「舞」の1つとして、 地域の伝統芸能を守り続けている。
櫛木の獅子舞は、獅子の二人立ち・二頭立て、大太鼓二つ・ 小太鼓二つの基本構成で、切れのよい動きが特徴である。
8段の演目から構成され、演目の節目で中の人が交代しながら舞う。
このうち1つの演目では、 手拍子 (ジャンジャン)とチョウコが加わる。
また、 最後の演目では、雌雄の獅子が上に下に交互 になる動きが見られる。
太鼓や手拍子チョウコは、幼稚園から中高生までの地元の子供たちが分担して行っている。
また、獅子の舞い手には女性もおり、活躍している。
芸能を通じて人がつながり、 世界が平和になることを祈りながら舞います。
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